アルルの世界遺産とゴッホの跳ね橋
ソース・ペリエ(Source Perrier)を見学した後、東南東約40kmの場所にあるアルルへ。
アルルには世界遺産となっているローマの古代遺跡群、ゴッホ作のラングロワ橋、別名”アルルの跳ね橋”のモデルとなった橋があるということで行くとこにしました。
ペリエからアルルまでは一般道で約50分ほど。アルルの街自体は大きくないのですが、思ったより交通量があり、古代遺跡の近くに駐車場があるかどうかわからなかったので、遺跡群から少し離れた、Montée Vaubanという通り沿いにあった公共駐車場に車を停めました。
1時間弱の駐停車で1ユーロでした。
最初に歩いて向かったのが世界遺産のひとつ、アルルの円形闘技場。
1世紀ごろ造られた、フランス最大級の古代闘技場で、最も広い所で直径136mもあるそうです。
円形闘技場から歩いて3分ほどの場所には世界遺産の古代劇場もあります。
古代劇場は紀元前1世紀には建造されたという大劇場。
どちらの世界遺産もイベントなどに現在でも使われており、古代劇場ではコンサートやバレエの舞台として、古代闘技場では復活祭から9月まで闘牛が行われているそうです。
さらに3分ほど歩くと世界遺産、サン・トロフィーム教会があります。
サン・トロフィーム教会は南仏のロマネスク建築を代表する教会のひとつ。
教会自体は無料で見学できますが、回廊は別料金です。
ここで駐車場に戻り、車でゴッホのアルルの跳ね橋へ向かいました。
ゴッホの跳ね橋はアルルの中心部から南へ4kmほど離れていますが、車でなら10分ほどで行けます。
跳ね橋のそばには、この地をモデルにして描いたゴッホの絵の紹介版もありました。
名画のモデルとなった地を訪れたのは初めてだったので、ちょっと感動!
ここに行く際、周辺には何にもなく寂しい場所なので、レンタカーやタクシーでいくのがおすすめです。
アルルの円形闘技場と古代劇場(Arles Amphitheatre)
大人:6ユーロ
サン・トロフィーム教会の回廊(Saint-Trophime)
大人:3.5ユーロ