ラマダン(ラマダーン)

ラマダン(ラマダーン)とは、イスラム暦(ヒジュラ暦ともいい、太陽暦より1年が11日短い)の9月のことで、毎年日付が違います。
私達はラマダン=断食と思っていましたが、これは違っています。イスラム暦のラマダン月に、イスラム教徒の義務の一つ、断食を行うもので、ラマダン≠断食ではありません。また、断食はイスラム暦の間ずっと行うわけではなく、日の出から日の入りの間だけ行い、日没後1日分の食事を摂っています。
日中食事が取れない分、日没後の食事は通常より盛大になり、食料品の売れ行きもよくなるそうです。また、スーパーやレストランも夜の方が賑わっていました。そして、お金持ちの人はラマダン中、自分の自宅の庭等で食事を無料で振舞うそうです。これは、イスラム教のおきてのひとつ、”貧しいものに施しをする”という戒律があるからなんだそうです。ただ、甘いもの、辛いものが好きな上、通常よりたくさん食べるので、太ってしまう人も多いとか。

ところで、断食は何歳から始めると思いますか。
何歳から始めなければいけないという取り決めはないそうですが、だいたい8歳か9歳ぐらいから始めているようです。ガイドのアリさんもこれぐらいから始めたそうです。ただ、いきなり十数時間断食するのはつらいので、最初は数時間、できたら徐々に断食時間を増やしていくそうです。

渋滞するカイロ市内ステラビール

ラマダン中は日中食事をとれないイスラム教徒のために仕事が早く終わるので、カイロ市内は午後になると帰宅の車で大渋滞です。また、観光地も通常より1時間ほど早く閉まるため、今回の旅行日程が当初とかわったところもいくつかありました。

イスラム教徒はお酒を飲みません。でも、エジプトには観光客向けのビールがありレストラン等で飲むことができます。どこのレストランにもあったのが、エジプト産のステラビール(右上写真)で、一缶2ドルでした。ただ、レストランによっては、ラマダン中お酒を出さないところもあるようです。また、ラマダン中に観光客がお酒を飲んで大騒ぎをすると、イスラム教徒の人々のひんしゅくを買うこともあるので、もし行く機会のある方は注意してくださいね。

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